介護資格はどれから取るべき?目的別に選ぶおすすめ資格ルート

介護資格・スキルアップ

介護の仕事に興味はあるものの、資格の種類が多くて「どれから取ればよいのか分からない」と迷う方は少なくありません。実際、介護資格には入門向けの研修から国家資格、さらにその先のキャリアアップ資格まで複数の段階があります。だからこそ、最初に大切なのは資格を片っ端から調べることではなく、自分がどの働き方を目指すのかを決めたうえで、順番に取得ルートを組み立てることです。

先に結論をお伝えすると、未経験から介護の仕事を目指す方の多くは、まず介護職員初任者研修を起点に考えるのが基本です。介護福祉士を将来的に目指す場合でも、実務経験ルートでは実務経験3年以上に加えて実務者研修が必要になるため、最短ルートを考えるほど「最初の一歩」をどう踏み出すかが重要になります。

なお、介護資格を幅広く一覧で確認したい方は、あわせて「介護資格にはどんな種類がある? 介護の資格一覧」もご覧ください。本記事では、その一覧記事と役割を分け、「介護資格の取り方」「初任者研修の取り方」「費用」「最短ルート」に焦点を当てて、目的別におすすめの進み方を分かりやすく整理します。

介護資格はどれから取るべき?まず押さえたい考え方

介護資格の選び方で失敗しにくいのは、「今すぐ働きたいか」「将来どこまでキャリアアップしたいか」の2軸で考えることです。今すぐ現場に出たいなら、まずは初任者研修を取り、就業しながら経験を積む流れが現実的です。一方で、将来的に国家資格や相談職を視野に入れるなら、初任者研修から実務者研修、介護福祉士へと段階的に進む設計が重要になります。

迷ったら初任者研修から考えるのが基本

介護資格の中で、最初の入口として選ばれやすいのが介護職員初任者研修です。厚生労働省系資料でも、初任者研修は130時間の研修として整理されており、介護現場で必要になる基本知識や技術を学ぶ位置づけになっています。既存記事でも、初任者研修は介護の仕事における入門編の資格と説明されており、無資格・未経験から介護業界に入る人にとって取り組みやすいスタート地点といえます。

特に訪問介護や身体介護も視野に入れている場合は、初任者研修を取っておくことで応募できる求人の幅が広がりやすくなります。まず就職・転職を有利にしたい方、現場で役立つ基礎を固めたい方は、初任者研修から逆算して考えるのがおすすめです。

介護福祉士は「最短」であっても実務経験が必要

「せっかくなら最初から国家資格を目指したい」と考える方も多いですが、介護福祉士は初任者研修のようにすぐ受けられる資格ではありません。社会福祉振興・試験センターの案内では、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するには、実務経験3年以上だけでは足りず、実務者研修の修了も必要と明記されています。そのため、無資格・未経験から介護福祉士を目指す場合の基本ルートは、初任者研修→就業・実務経験→実務者研修→介護福祉士国家試験と理解しておきましょう。

基本線は、初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士です。そこから先は、利用者支援の計画に関わるケアマネジャーや、より高い専門性を目指す認定介護福祉士へと分岐していきます。さらに、認知症ケア関連資格やレクリエーション介護士などは、主ルートに上乗せして専門性を広げるイメージで捉えると理解しやすいでしょう。

目的別に選ぶおすすめ介護資格ルート

どの資格から取るべきかは、目指す働き方によって変わります。以下の表では、検索されやすい悩みに合わせて、おすすめの資格ルートを整理しました。

目的 おすすめルート 向いている人
できるだけ早く働きたい ブレイブケアアカデミー → 初任者研修 → 就業 無資格・未経験で、まず仕事につながる知識を身につけたい人
基礎から着実に学びたい 初任者研修 → 実務経験 → 実務者研修 介護の基本をしっかり押さえながら段階的に進みたい人
国家資格を目指したい 初任者研修 → 就業・実務経験 → 実務者研修 → 介護福祉士 長く介護職を続けたい人、収入や役割を広げたい人
将来マネジメントも視野に入れたい 初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士 → ケアマネジャー 相談支援やケアプラン作成など、より上流の仕事に関わりたい人

できるだけ早く働きたい人

「まずは介護業界に入ってみたい」「働きながら考えたい」という方なら、ブレイブケアアカデミーのような導入学習を活用しつつ、初任者研修へつなげるルートが現実的です。ブレイブケアアカデミーのSTEP1は、基本的な介護知識がまったくない方向けの社内認定制度「ビギナー」で、6時間分の動画研修が無料と案内されています。まず介護の仕事内容を理解し、その後に初任者研修へ進めば、いきなり本格的な資格講座へ申し込む不安を減らしやすくなります。

介護未経験で基礎から学びたい人

未経験者が焦って実務者研修から始めると、専門用語や介護過程の理解でつまずくことがあります。基礎から着実に進めたい方は、まず初任者研修で介護の考え方や身体介護・生活援助の基本を学び、その後、現場経験を積みながら実務者研修へ進むのがおすすめです。既存の資格一覧記事でも、実務者研修は初任者研修の上位に位置づく資格として整理されています。

働きながら国家資格を目指したい人

介護福祉士を目指すなら、最短ルートを意識するほど、就業と学習を両立できる順番が重要です。実務経験ルートでは、実務者研修の修了と3年以上の実務経験が必要なため、まず就業の土台を作ることが近道になります。初任者研修を取って現場に入り、経験を積みながら実務者研修を受講し、介護福祉士国家試験へ進む流れが、現実的かつ無理のない王道ルートです。

将来的に相談職・マネジメント職を目指す人

将来、ケアプラン作成や利用者・家族支援に深く関わる仕事をしたいなら、最終的にはケアマネジャーも視野に入ります。ただし、いきなりケアマネジャーを目指すのではなく、まずは介護福祉士まで到達し、現場経験と専門性を積み上げることが重要です。今の段階では、目先の資格だけでなく、数年後にどんな役割を担いたいかから逆算して資格を選ぶと、遠回りを防ぎやすくなります。

介護士と夫婦

介護資格の取り方と費用の目安

介護資格を検討する際は、ルートだけでなく、具体的な取り方と費用のイメージを持っておくことが大切です。ここでは、検索ニーズの高い初任者研修・実務者研修を中心に整理します。

初任者研修の取り方

初任者研修は、スクールなどで130時間の研修を受け、全課程修了後の修了試験に合格することで取得するのが基本です。受講スタイルは、通学中心のコースと、通信学習と通学を組み合わせたコースに分かれます。短期間で集中して取りたい人は通学中心、仕事や家庭と両立したい人は通信併用型を選ぶと進めやすいでしょう。

実務者研修の取り方

実務者研修は、介護福祉士を目指すうえでも重要な研修で、厚生労働省系資料では450時間と整理されています。すでに持っている資格によって一部科目が免除されるため、初任者研修を先に取っておくと、学習負担や費用を抑えやすくなります。ブレイブケアアカデミーの案内でも、実務者研修はサービス提供責任者として働くうえでも役立つ資格として紹介されています。

費用の目安と、できるだけ安く進めるコツ

費用はスクールや地域、保有資格によって差がありますが、目安を知っておくと計画を立てやすくなります。一般的には、初任者研修は5万〜10万円程度、実務者研修は無資格で11万〜20万円程度初任者研修修了者で8万〜12万円程度がひとつの目安です。

資格・研修 学習時間の目安 費用の目安 補足
介護職員初任者研修 130時間 5万〜10万円程度 就職支援付き講座や公的支援で負担を抑えられる場合あり
介護福祉士実務者研修(無資格) 450時間 11万〜20万円程度 無資格だと履修時間・費用が大きくなりやすい
介護福祉士実務者研修(初任者研修修了後) 一部科目免除あり 8万〜12万円程度 先に初任者研修を取ると負担を抑えやすい

費用を抑えたい場合は、ハローワークの職業訓練や求職者支援訓練、教育訓練給付金、自治体の助成制度、就職支援付き講座の有無を確認しておくのがおすすめです。特に未経験者は、費用だけでスクールを選ぶのではなく、就業支援や学習フォローまで含めて比較したほうが、結果的に回り道を防ぎやすくなります。

ブレイブケアアカデミーを活用するメリット

無資格・未経験から介護の仕事を目指す場合、最初の不安は「資格以前に、介護の仕事そのものがよく分からない」という点にあります。その段階で、いきなり本格的な資格講座へ進むのが不安な方にとって、ブレイブケアアカデミーは最初の一歩として活用しやすい選択肢です。

無資格・未経験でも学び始めやすい

ブレイブケアアカデミーのSTEP1は、介護経験がない人向けの社内認定制度「ビギナー」で、6時間分の動画研修が無料とされています。さらに、修了者には社内認定が付与され、優先的に好条件の仕事を紹介する流れが案内されています。介護業界に興味はあるけれど、具体的な仕事内容が分からず踏み出せない方にとって、資格取得前の導入として相性のよい仕組みです。

空き時間で学びやすく、仕事探しにもつなげやすい

ブレイブケアアカデミーの強みは、学びやすさと就業導線がつながっている点にもあります。受講者の声として、30代女性からは、食事介助・排せつ介助・介護の基本など、資格取得にも役立つ知識を学べたことで、「無資格・未経験でも良いお仕事を見つけることが出来ました!」という内容が紹介されています。

これからの時代、安定してお金を稼げることが重要だと思い、手に職をつけて資格を取りたいと考えて介護職を志望しました。ブレイブケアアカデミーで食事介助や排せつ介助、介護の基本を学べたことで、無資格・未経験でも良いお仕事を見つけることが出来ました。

ブレイブケアアカデミー受講者の声(30代女性)

また、40代女性の声では、動画研修のため空いた時間や電車の中でも受講でき、子どもたちとの時間も増えたという内容が紹介されています。働きながら、あるいは子育てと両立しながら介護資格の取得を考えている方にとって、時間の使い方まで含めて現実的な選択肢になりやすいでしょう。

ダブルワークで時間のやりくりが厳しく、スクールに通う余裕がありませんでしたが、動画研修は空いた時間や電車の中でも受講できたため、時間の削減になり、子どもたちとの時間も増えました。

ブレイブケアアカデミー受講者の声(40代女性)

介護資格の最短ルートを考えるとき、つい「どの資格を一番早く取れるか」だけに目が向きがちです。しかし実際には、学び始めやすさ仕事につなげやすさも同じくらい重要です。その意味で、ブレイブケアアカデミーは、初任者研修へ進む前段階の不安をやわらげる入口として位置づけやすいサービスです。

3人の笑顔の社会人女性

介護資格に関するよくある質問

介護資格は独学で取れますか?

初任者研修や実務者研修は、所定のカリキュラムを受講して修了する形式のため、完全な独学だけで取得するものではありません。書籍や動画で予習することはできますが、資格取得そのものにはスクールや研修機関の受講が必要です。

初任者研修と実務者研修はどちらが先ですか?

基本的には、未経験者は初任者研修から始めるのがおすすめです。実務者研修は上位資格にあたり、介護福祉士を目指す場合にも重要ですが、先に初任者研修を取っておくほうが学習の負担や費用を抑えやすくなります。

介護福祉士は未経験からすぐ受験できますか?

実務経験ルートでは、未経験からすぐに受験することはできません。社会福祉振興・試験センターの案内どおり、実務経験3年以上に加えて実務者研修の修了が必要です。まずは初任者研修などで土台を作り、就業しながら段階的に進めるのが現実的です。

介護資格の費用を抑える方法はありますか?

あります。ハローワークの職業訓練や求職者支援訓練、教育訓練給付金、自治体助成、就職支援付き講座などを活用することで、費用負担を軽くできる場合があります。また、導入学習から始められるサービスを使い、無理なく就業につなげる方法も有効です。

まとめ

介護資格は数が多いため迷いやすいですが、未経験から始めるなら、まずは初任者研修を起点に考えるのが基本です。そのうえで、将来的に国家資格を目指すなら、実務者研修実務経験を積み重ね、介護福祉士へ進むルートを描くと分かりやすくなります。

また、資格の一覧を広く比較したい方は既存の記事を、無資格・未経験から最初の一歩を踏み出したい方はブレイブケアアカデミーをあわせてチェックしてみてください。資格選びは、最短距離そのものよりも、続けやすく、働きながら次につながるルートを選ぶことが成功の近道です。

参考

[1] ブレイブの派遣お役立ちコラム「介護資格にはどんな種類がある? 介護の資格一覧」
[2] ブレイブケアアカデミー|株式会社ブレイブ
[3] 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 受験資格(資格取得ルート図)」
[4] 厚生労働省系資料「介護に関する資格等について」

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執筆・監修

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株式会社ブレイブは、マイナビグループの一員として、医療・介護・保育などの福祉分野に特化した人材サービスを展開しています。2005年の創業以来、全国の拠点ネットワークと地域密着の支援体制を強みに、派遣・紹介・業務委託など多様なサービスを提供。人と職場をつなぐ「架け橋」として、求職者と施設・園の双方に寄り添い、安心して働ける環境づくりをサポートしています。

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