(1)「安全第一」
職場において生産や品質を第一とするのではなく、安全を何よりも重要に考えるという意味のスローガンになります。(2)「5S」
5Sとは職場の管理の基盤づくりの活動で、「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「しつけ」の頭文字の5つの「S」をとったもの。職場環境の美化、従業員のモラル向上だけでなく、業務の効率化、不具合流出の未然防止、職場の安全性向上などの効果が期待できます。(3)「ヒヤリハット」
作業開始に遅れそうになって、構内を走ったり、あわてて体制を変えたりする事は、転倒や接触事故に繋がります。常に時間にゆとりを持って行動しましょう。毎朝の通勤についても同様です。(4)「KYT」
危険予知トレーニングのことです。起こりうる事故を想定し、あらかじめそれに備える訓練を行うものです。(5)「リスクアセスメント」
職場の潜在的な危険性又は有害性を見つけ出し、これを除去、低減するための手法です。あらかじめ把握された労働災害の重大性、可能性を見積り、優先度の高いものから措置を講じていき、それを評価してさらに改善に繋げます。
(1)腰痛対策
介護中は、介護を受ける人を前かがみや中腰姿勢等で持ち上げたり、支えたりする事が多く、介護者の腰・腕・肩等に大きな負担がかかります。
(2)針刺し防止、片付け時等の注意点
①必ず手袋をする
(1)作業時間
作業者が心身の負担が少なく作業を行う事が出来るように、連続作業は1時間を超えないようにする事、作業と作業の間に10~15分の作業休止時間を設け、他の作業をする事等に注意する必要があります。
(2)作業姿勢
疲労等を軽減しながら支障なく作業を行う事ができるよう、作業姿勢、照明、採光等について、注意して作業する必要があります。 作業姿勢については、ディスプレイの位置、キーボード、マウス、イスの座高などを調整し、なるべく楽な姿勢で作業できるようにしましょう。ディスプレイの位置、前後の傾き、左右の向き等も適切に調整して、作業負担を軽減する姿勢をとれるようにしましょう。 健康に仕事をするためには、日頃からの健康管理に注意する事が重要です。暴飲・暴食を避け、睡眠時間を十分にとるよう心がけましょう。睡眠不足であったり、疲労が蓄積していると注意力が散漫になり、思わぬ事故に繋がります。食事についても、バランスの良い食事を3食とるようにしましょう。
また、労働安全衛生法では、事業者は、医師による労働者の健康診断を行わなければならないと定めており、従業員が1人でもいる場合は、規模の大小に関係なく健康診断を受診させなければならないことになっています。派遣社員については、派遣元が健康診断を実施する義務を負いますが、派遣社員も健康診断を受ける義務があります。受診の対象者は、『常時使用する労働者』で、パートタイム労働者でも通常の労働者の1週間の所定労働時間の4分の3以上であれば、『常時使用する労働者』に該当し、健康診断を受診しなければなりません。
健康診断の種類は、入職時のこ雇入時健康診断、1年に1回の定期健康診断があり、深夜業や有害な環境で働く労働者に対する特定業務従事者の健康診断などがあります。健康診断の費用については、事業者が負担することになります。
健康診断は、健康に職業生活を送る上で大切な機会ですので、是非積極的に受診しましょう。
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