看護師がキャリアアップのためにできること

看護師

看護師として働いている方の中には、キャリアアップを目指している方もいることでしょう。では、キャリアアップするためには、どうしたらよいのでしょうか。具体的な方法がわからないと、気持ちばかりが先行して悶々としてしまいます。

まずは、キャリアアップのために何ができるのか、何をすればよいのかを知るところから始めましょう。その具体的な方法をご紹介します。

看護師におけるキャリアアップの選択肢

キャリアアップとひと口にいっても、さまざまな道があります。看護師のキャリアアップで選択できる道は、おもに次の4つです。まずは、目指したいキャリアを定めてみましょう。

■ 認定看護師や専門看護師を目指す

選択肢のひとつめは、スペシャリストに分類される「認定看護師」や「専門看護師」を目指す道です。スペシャリストは、日本語に言い換えると「専門職」。特定の分野で看護の道を究めたいという人に向いています。

それぞれについて、もう少し詳しく説明しましょう。

認定看護師は、日本看護協会による資格認定制度のひとつで、目的は質の高い医療を提供すること。特定の看護分野において、高度な看護技術と専門的な知識を持っていると認めた看護師に与えられる資格です。

認定看護師の役割には、水準の高い看護はもちろんのこと、ほかの看護師への実践を通じた指導やアドバイスも含まれています。

「救急看護」「緩和ケア」「新生児集中ケア」など21ある看護分野ごとに認定されるので、自分に合った分野での資格取得が可能です。

なお資格取得の条件は、5年以上の看護師実績があること、日本看護協会が定める認定看護師教育を修了すること。そのうえで、認定看護師認定審査に合格することとなっています。

もうひとつの専門看護師も、日本看護協会による認定資格です。

求められるのは、解決の難しい看護問題を抱える個人、その家族に質の高い看護を提供すると同時に、医療の発展、看護学の向上にも貢献すること。具体的には、「実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究」という専門看護師の役割を果たすことで、「がん看護」「精神看護」「家族支援」など、13の分野に分かれています。

資格取得には、5年以上の看護師実績、看護系大学院の修士課程を修了すること、さらに専門看護師認定審査の合格が必要です。

■ ジェネラリストになる

ジェネラリストを目指すという選択肢もあります。ジェネラリストは、幅広い分野で、一定水準以上の技術や知識を持つ看護師のこと。どんな現場でも臨機応変に的確に医療に従事できる看護師を指します。

スペシャリストのように審査を受けて認定されるというわけではありませんが、誰からも頼りになる存在として認められ、それを自分のキャリアとすることができます。

■ 管理職になる

キャリアアップの道で、いちばんイメージしやすいのが、管理職です。一般的になじみがある役職としては「看護主任」「看護師長」「看護部長」が挙げられます。

看護主任は担当現場をリードする立場、看護師長は病棟全体など看護主任よりさらに大人数を取りまとめる責任者です。看護部長になると、看護師全員のトップとして務めるだけでなく、経営の一端にも関わるようになります。

■ 看護学校の教師になる

よりよい医療や看護の提供を目指して、看護学校の教師になるというのも、別の形でのキャリアアップではないでしょうか。看護師としての知識や技術を後進に伝えるためには、自分自身の切磋琢磨も欠かせず、あらゆる面でキャリアアップが実現できます。

看護師がキャリアアップを目指す際にできること

nurse careerup 01

看護師がキャリアアップを目指してできることは、多々あります。その中から、心がけるとよいことをピックアップしました。

■ 目標をたてて必要な勉強をする

まずは、自分がどのようにキャリアアップしたいか、しっかりと目標を立ててみましょう。前述したように、スペシャリストを目指すかジェネラリストを目指すかでは、勉強内容も取り組むべきことも変わってきます。管理職を目指すなら、コミュニケーション能力を磨くことも大切です。

目指したいキャリアを明確に定め、そのための勉強を進めましょう。

■ 情報収集をする

介護業界や一般企業など、看護師が求められる職場は、以前に比べるとバラエティ豊かになっています。新たな資格も、次々に誕生している時代です。

アンテナを張って情報収集することは、キャリアアップにも欠かせません。

まだキャリアプランがはっきりしない……という場合も、まずは情報収集から始めみてはいかがでしょうか。気になったことを糸口に調べていくと、思わぬ情報につながることもあります。

■ キャリアアップに役立つ資格を取得する

先ほど挙げた「認定看護師」「専門看護師」の資格もそうですが、そのほかにも役立つ資格はあります。たとえばケアマネージャーとして知られる「介護支援専門員」、心の問題を扱う「臨床心理士」などです。

新たな資格の取得は、看護を軸にした広い世界でのキャリアアップを可能にしてくれます。

■ 研修やセミナーに参加をする

知識や技術を深めるための研修やセミナーに参加することも、方法のひとつです。医療業界は、日進月歩の勢いで進化しています。新たな情報を得ることは自分自身のアップデートにつながりますし、参加者同士の交流から学べることもあるでしょう。

看護師のキャリアアップにはどのような道があり、どのようなことができるかをお伝えしました。目標を持つことは、日々の仕事のやりがいにもつながります。まずは、どんなキャリアを目指すか、自分なりの道を定めてみてください。そのうえで情報を収集し、必要な勉強に取り組んでいきましょう。

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