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介護職の基礎知識

給料アップのために! 介護士におすすめの副業とは?

給料アップのために! 介護士におすすめの副業とは?

働き方改革の一環として政府が副業を認めて以降、副業をする人が増えています。介護士として働く人の中にも、副業を考えている人がいることでしょう。実際に仕事を探してみると、「副業OK」と謳う求人も目につきます。では、介護士には、どのような副業がおすすめなのでしょうか。副業をする際の注意点もまじえて解説します。

介護士は副業ができる?

介護士は副業ができるか否かですが、基本的に副業をすることに問題はありません。副業は、働き方改革の一環として国も推奨しています。

ただし、条件があります。その条件とは、勤務先が副業を認めていること。就業規則は企業が独自に制定できますが、ここに「副業は禁止」と明記されている場合は、原則として副業をすることはできません。

副業をしようと考えている場合は、まず勤務先の就業規則をチェックしてみましょう。特に記載がない場合は、人事や総務の担当者に尋ねるのが確実です。

介護士におすすめの副業

上述したように、就業規則で特に禁止されていなければ、介護士も副業ができます。どんな仕事を選ぶのも、自分の自由です。とはいえ、副業で手軽に収入を増やしたいなら、慣れた仕事のほうがいいのではないでしょうか。

介護士にも取り組みやすい副業をご紹介します。

介護施設や訪問介護の日勤もしくは夜勤のアルバイト

まずは、普段から携わっている介護を副業にすることです。本業が夜勤専従の人、日勤でもシフトに余裕がある人なら、日勤のアルバイトがおすすめ。基本的に日勤で働いていて夜の時間が使えるという人には、需要の多い夜勤のアルバイトがおすすめです。夜勤は時給が高めに設定されるケースが多いので、短時間でも収入アップが期待でいます。

家事代行

生活支援をする介護の仕事に共通する家事代行も、おすすめしたい副業のひとつです。
働く時間帯は基本的に日中ですし、週に1日・1~2時間だけなど、自分の生活スタイルに合わせて働くことができます。また、時給の設定が高めであることも、見逃せないポイントです。自分のペースで取り組める副業として、社会的にも注目が集まっています。

在宅ワーク

Webライター、アンケートモニター、シール貼りといった軽作業など、在宅ワークであれば、家にいる時間を利用して働くことができます。ハンドメイドが得意なら、作品を出品して収入につなげるという道もあり。時間や組織に縛られず、マイペースでできる副業です。

地域活動支援センターでの仕事

障害を持つ人の生活や活動を支援する地域活動支援センターも、人材を求めています。介護士の仕事と共通する部分も多いので、働きやすいのではないでしょうか。

1型、2型、3型の3つのタイプがあり、社会福祉士などの専門資格を持っているなら1型がおすすめです。もちろん資格がなくても大丈夫。2型、3型で働くことができます。

介護士が副業をする際の注意点

勤務する企業が認めていれば副業はできますが、実際に副業をするにあたっては、気をつけたいこともあります。

ひとつは、本業に差し障りが出ないようにすることです。当然といえば当然なのですが「収入を上げたい」というほうに気持ちが向きすぎると、無理をしてしまいがち。労働基準法では法定労働時間が定められていますし、時間外労働にも限度があります。あくまでも本業があっての副業だということは、忘れないようにしましょう。

また、副業での所得が年間で20万円を超えた場合は、確定申告が必要であることにもご注意ください。確定申告が面倒だと思うなら、副業での所得が20万円以内に収まるように調整していきましょう。

もうひとつ覚えておきたいのが、社会保険です。副業での採用であっても、条件によっては勤務先の社会保険に加入しなければならないことがあります。

条件とは、「1週間の所定労働が20時間以上」「勤続して31日以上の雇用見込みがある」を満たすこと。副業の場合、この条件を満たす可能性は低いと考えられますが、だからと言って可能性がゼロというわけではありません。

なお、本業の勤務先で、副業について話すことを控えることも、心がけたいことです。副業で収入が増えていることを妬まれないとも限りません。思わぬミスやトラブルが起きたとき「副業をしているから」と、批判的にとらえられる恐れもあります。本業の現場では、本業に集中して働くようにしましょう。

副業をする前に一度考えよう

介護士でも副業はできますし、おすすめの副業もあります。それでも、実際に副業を始める前に、なぜ副業をしようと思ったのか、振り返ってみましょう。

「お給料が少ない」「待遇面が不満」といった事情のほか、「別の環境で働いてみたい」「スキルアップにつなげたい」など、理由は人それぞれです。

ただ、今の職場の給料や待遇に不満がある場合、副業をしても不満が解消されない可能性もあります。本業でイヤイヤ仕事をして副業をするくらいなら、転職を視野に入れて動いたほうが、建設的です。今後の人生設計も含めながら、しっかりと考えてみてください。

お給料が少ないので副業でカバーしたい……など、介護士の中には副業を考えている人もいることでしょう。今の勤務先が副業を禁止していなければ、副業をすることは可能です。介護士の仕事をしながらできる副業もあります。ただ、気をつけなければならないこともありますし、転職を視野に入れたほうが結果的にいいケースもあるかもしれません。副業を考える場合は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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