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看護師の就職・転職方法

看護助手の採用面接で聞かれることは? 知っておきたい傾向と対策

看護助手の採用面接で聞かれることは? 知っておきたい傾向と対策

看護助手になるためには、採用面接による選考に合格する必要があります。看護助手の面接では、よく聞かれる質問がいくつかあります。この記事では、看護助手の採用面接でよく聞かれる質問や回答例、知っておきたいマナーや事前準備について解説します。

看護助手の面接でよく聞かれること

看護助手の採用面接で、特に聞かれやすい4つの質問について解説します。

看護助手の仕事を選んだ理由

「なぜ看護助手の仕事を希望するのか」という、看護助手の仕事を選んだ理由は、よく聞かれる質問の一つです。

特に未経験の場合、面接官は「数ある仕事の中で、なぜ看護助手として働きたいのか」を知りたいと感じるでしょう。看護助手を希望する理由や、看護助手になって何をしたいのかについて、自身の思いを明確にした上で相手に伝えられるようにしておきましょう。

その病院を選んだ理由

「なぜその病院を希望するのか」という病院に対する志望動機も、頻出の質問です。看護助手として働ける医療機関や施設が数多くある中で、なぜその病院を選んだのかを面接官にしっかりと伝えられるように準備しましょう。

本音では条件面による理由が大きい場合でも、病院の志望動機については、その医療機関が大切にしている理念や、力を入れていることに共感した部分を強調して伝えるほうがよいでしょう。相手にも一緒に働きたい思いが伝わりやすくなるはずです。

適性(体力やコミュニケーション能力)に関する質問

看護助手の仕事は、病院の運営体制によっては土日祝日の出勤や夜勤が求められることもあります。また、高齢の患者さんの介護や療養病棟などを備えている場合は、介助のための体力も必要です。そうした特殊な勤務体制や、体力に適性があるかどうかを見極めようとする面接官もいます。

さらに、コミュニケーション能力も重要です。看護助手の仕事は、スタッフ同士はもちろん、患者との円滑なコミュニケーションも求められます。コミュニケーションに自信があるかと直接聞かれることもあれば、面接での受け答えや様子を通して適性が判断されることもあります。

具体的な業務経験に関する質問

中途採用などの場合は、これまでの仕事における業務経験について面接で質問されることがよくあります。看護助手や医療に関わる仕事をしていた場合は、具体的にこれまでどんな業務を経験し、どんなスキルを身につけたかをわかりやすく答えられるようにしておきましょう。

未経験の場合は、医療・介護の仕事ならではの業務に抵抗がないかを確認されることもよくあります。看護助手の仕事では、医療器具を洗浄する際に血液を目にしたり、介護の場合は排せつの介助や、おむつ交換をしたりする業務も発生します。そうした業務に対し、覚悟を持って取り組むことができるかを、面接で確認されることも少なくありません。

看護助手の面接対策

ここからは、看護助手の面接に向けた具体的な対策を紹介します。

想定質問への回答の準備

想定質問は先ほど紹介した頻出のもののほかに、以下のような質問も挙げられます。面接でよく質問される内容に関しては、必ず回答の準備をしておきましょう。

  • 自己PR
  • 将来どうなりたいか、キャリアビジョン
  • 自身の性格について、長所・短所
  • (新卒の場合)学生時代に頑張ったこと・力を入れたこと
  • (転職の場合)転職を決めた理由

面接におけるマナーの把握

面接では、社会人としてのマナーを最低限備えているかも見られています。基本的なマナーを把握しておけば、相手にも信頼感を与えられるでしょう。

◼︎訪問・受付時

  • 面接開始の10分前には会場に到着、受付は面接の5分前に済ませる
  • 受付で「本日◯時に面接のお約束をさせていただいております◯◯と申します。人事部の◯◯様にお取り次ぎをお願いいたします」と伝える

◼︎入室時

  • ドアは3回ノック
  • 「お入りください」と言われたらドアを開け「失礼します」と言って入室
  • 明るくはっきりと自己紹介・挨拶を行う
  • 「お座りください」と言われたら「失礼します」と言って座る

◼︎退室時

  • 「本日はありがとうございました」と伝えてから立ち上がる
  • ドアの前で「失礼します」と一礼してから退室する
  • 施設を出るまでは気を抜かない

面接中は明るく笑顔で、はきはきとわかりやすく受け答えを行うことも大切です。こうしたマナーを踏まえて事前に練習しておくことで、落ち着いて面接本番を迎えられるでしょう。

看護助手の面接当日の注意点

看護助手の面接当日に意識しておきたい、注意点を2つご紹介します。

身だしなみのチェック

面接では、看護助手にふさわしい身だしなみが整えられているかもチェックされます。社会人としてのマナーを踏まえ、面接に適した服装や身だしなみを整えましょう。

服装はスーツまたはオフィスカジュアルであれば問題ありません。看護助手の場合は特に、清潔感も重要です。服に目立つしわや汚れがない状態にすることはもちろん、髪型や爪からも清潔感が感じられるような身だしなみを意識しましょう。

緊張を和らげる方法

面接は、どうしても緊張してしまうもの。本番で少しでも落ち着いて臨むためには、事前の準備と心構えが重要になります。

◼︎事前準備のポイント

  • 想定質問はスラスラと答えられるまで準備しておく
  • 動画を撮りながら面接練習をする
  • 友人や家族に模擬面接をしてもらう

◼︎本番で緊張を和らげるポイント

  • 会場には余裕をもって到着しておく
  • 深呼吸をする
  • ゆっくり話すことを意識する
  • 「緊張しています」と相手に伝える

そもそも、緊張してしまうことは決して悪いことではありません。緊張している自分を客観的に見つつ、平常心を心がけて面接に臨みましょう。

看護助手の面接では、仕事に対する思いや適性、これまでの経験などを確認されます。事前に想定できる質問の答えをしっかりと準備しておき、自身の思いや強みを存分にアピールできる場となることを目指しましょう。

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