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保育士の就職・転職方法

保育士が派遣として働くとどんなメリットとデメリットがあるの?

保育士が派遣として働くとどんなメリットとデメリットがあるの?

保育士として仕事をする場合、正社員だけでなくさまざまな雇用形態があることをご存知でしょうか。その中でも、いま注目の働き方が「派遣社員」です。今回は派遣の保育士として働く際に、知っておきたいポイントやメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。

派遣保育士として働くのがおすすめの人とは

派遣保育士に向いている人は、あなたの都合に合わせて、働く場所や時間、働く期間を選びたいという人です。その中でも、子供がいる女性にとっては、派遣という働き方が合っているでしょう。

現在、保育士不足が全国的に叫ばれているなか、2019年10月から幼児教育・保育の無償化が始まりました。そのため、今後今以上に保育士の人手不足問題が懸念されており、現在多くの保育士需要があります。需要が多いということは、あなたに合った、勤務地や日数、期間、仕事内容を選択できることになります。

とはいえ、保育園側から見たときに「未経験」よりも、保育士資格や過去に保育士として働いた経験がある人を採用したいと考えています。保育士資格や過去の勤務経験を武器にすることで、職場が選びやすくなります。
また、派遣保育士は正社員と異なり、管理・マネジメントの職務を任されることがあまりないため、より保育の仕事に注力できるでしょう。

ここまでのポイントをまとめると、派遣保育士はあなたの生活と仕事のバランスをとることができ、ある程度の期間、働きたいという人にマッチした働き方と言えるでしょう。

派遣保育士の仕事内容

では派遣保育士になった場合、どのような仕事をすることになるのでしょうか。
結論から言うと、細かい点は園によって異なるものの、基本的には正規の保育士と同じです。食事や排泄、お昼寝、着替えといった子供のお世話、遊びやお散歩を中心とした子供との触れ合い、イベントや行事の準備などが該当します。
ただ、クラス担任に関しては、受け持てるケースは少ないでしょう。そのため、子供に接する以外に、担任のサポートや代理業務、掃除や後片付けを任されることもあります。立場的には、パートやアルバイトと同じかもしれません。しかし、派遣保育士は仕事が見つかりやすく、パートやアルバイトに比べて、給与を含め待遇もよいのです。また、園と交渉したいことがあるときも、派遣会社が間に入ってくれます。
担任が持てないことを残念に思う方もいるかもしれませんが、そこは考え方次第。ブランクがあって復帰した場合、やはり感覚を取り戻すための時間が必要でしょう。いずれ担任を持ちたいなら、仕事に慣れてから正社員になるという道もあります。

派遣保育士として働くメリット

先ほどの内容を踏まえ、改めて派遣保育士として働くメリットを4つにまとめました。

ブランクがあってもすぐに始められる

保育士としてブランクがある場合、正規雇用として就職するよりも、派遣社員として採用される方が、就職のハードルが低くなります。

結婚・出産のタイミングでブランクがある場合は、正社員として働くことが大変というだけでなく、保育士としての感覚を取り戻すためにも、短期間・短時間の派遣保育士として働くことがおすすめです。

アルバイトに比べると給与や待遇面が良い

派遣保育士はアルバイトの保育士と比べると、高い給与が期待できます。派遣保育士として好条件の勤務先を見つけることは、需要の影響からそれほど難しくなく、正社員と比べても残業がほとんどありません。

また、正社員やアルバイトは月1回の給与支払いが一般的です。しかし、派遣の場合、派遣会社によっては週払いや日払いに対応していることがあります。今すぐに、収入を確保したい人にもおすすめです。

サポート体制が万全

派遣保育士として勤務する場合、派遣会社があなたと勤務先の間に入ることになります。つまり、あなたは派遣会社に対して、勤務上の悩みや条件面での問題について気軽に相談することができます。

一方、アルバイトとして採用された場合、多くが雇用先からの直接雇用になることから、相談する場所がありません。勤務先とのトラブルや条件違反などのサポートが受けられることも派遣のメリットです。

また、雇用先によっては、持ち帰り仕事を頼まれてしまうケースもあります。その場合も、派遣会社に相談することで解決することもできます。

派遣から正社員を目指せる

人手不足が一般化したことから、派遣社員から正社員へ転換するケースが増えています。派遣保育士として働いてみて、自分に合った職場だと感じたら、正社員を目指すことが可能です。

また、派遣社員の中には「紹介予定派遣」という働き方もあります。これは、派遣社員として勤務した後、最長6か月後にあなたと職場が双方合意のもとで正社員として働くことができる制度です。この制度を活用すれば、自分の価値観に合った職場を働きながら探すことが可能になります。

突発的な残業が発生する可能性が低い

担任を持つと、園児や保護者の都合で、突発的に残業をしなければならないことがあります。しかし、担任を持たず、サポート的立場で務める派遣保育士の場合、その可能性は低くなるといってよいでしょう。
また派遣保育士は、派遣会社と保育園との契約によって派遣されているという事情があります。そのため、保育園としても、契約外の無理な残業をお願いしにくいというのが実情です。
正社員の場合、ほかの保育士が残業をしていると帰りにくい面がありますが、残業が発生しづらく、時間どおりに帰宅できる点は、派遣保育士のメリットのひとつといってよいでしょう。

じっくりキャリアプランを検討できる

ブランクがあって復帰した場合、かつての現場とは様子が違っていることもあるでしょう。たとえば近年は、小学校で英語の授業が始まったことを受け、英語教育を導入する保育園も増えているといいます。子供の本質は変わらないものの、取り巻く社会が変わっていることがあるということです。ブランクが長ければ長いほど、そういった状況にとまどうこともあるかもしれません。
しかし派遣保育士なら、自分の希望する条件で、自分のペースを大事にして働くことができます。いきなり正社員として復帰するのではなく、社会的状況も踏まえながら仕事に携わり、じっくりと自分のキャリアプランを検討できるのは、派遣保育士ならではです。

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派遣保育士として働くデメリット

派遣保育士として働くデメリットについてもご紹介しておきます。

給料の支払い額が安定しない

派遣として働くデメリットは「給料が安定しないこと」です。派遣社員は勤務日数や勤務時間によって給与が支払われます。勤務先の保育園の都合によって、勤務日数や時間が想定よりも減らされてしまった場合、期待していた給与が得られない可能性があります。

ただし、派遣会社はあなたが希望する勤務日数や時間をクリアできる勤務先を紹介してくれますので、遠慮せずにあなたの希望を伝えることが大切です。

正社員との壁を感じる可能性も

派遣社員は正社員と比べると、勤務内容に差が出ることがあります。もちろん、保育士としての仕事に違いはありませんが、より責任のある仕事を希望する場合は物足りないと感じてしまう可能性があります。

将来的に正社員を目指したい場合は「紹介予定派遣」などを活用し、派遣先を検討することもおすすめです。

今回は派遣保育士として働くメリットとデメリットをご紹介しました。保育士としての働き方を選ぶ際に重要なことは、あなたの生活スタイルや現状の都合に合った働き方を選ぶことです。
限られた時間の中で、あなたが持つスキルを活かしたいと考えているのであれば派遣保育士という働き方はマッチしているでしょう。
派遣保育士として働きたい!と感じたら、まずは派遣会社へ登録してプロのアドバイスを受けることをおすすめします。

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