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保育士の就職・転職方法

キャリアアップを目指そう! 保育士が取得するのにおすすめの資格

キャリアアップを目指そう! 保育士が取得するのにおすすめの資格

保育士がキャリアアップする、あるいは関連する別の分野の仕事に就くには、もう一つ何か新しい資格を取得することが大きな武器になります。保育士がプラスアルファで取得するとしたらどんな資格が有効なのか、おすすめの資格をご紹介します。

保育士が新しい資格を取得する際に気を付けたいこと

保育士として働くには、当然ながら保育士の資格が必要です。そして、もっと仕事の幅を広げたい、もっと高い給与や待遇を得たいと考えるなら、保育士にプラスしてもう一つ別の資格を取得するという方法が考えられます。とくに保育だけではなく、他分野や関連分野の仕事にも興味があるという場合や、保育の仕事に就きながらより深い知識やスキルを身につけたいという場合には、新しい資格をとることが大いに役立ちます。

ただし気を付けたいのは、資格を取得しただけで処遇が改善するというわけではないこと。資格の取得だけを目標にしてしまうと、思っていたようなキャリアアップができない可能性もあります。自分が将来どんな仕事をしたいのか、その資格を活かして何がやりたいのかをしっかりと明確にしたうえで、役立つ資格を取得することが大切です。

以下では、キャリアアップの方向性や目的別に、おすすめの資格を紹介していきます。

心理・福祉系を極めたい場合におすすめの資格


心理・福祉系の仕事に興味があるなら、以下の資格がおすすめです。

社会福祉士

社会福祉士はソーシャルワーカーとも呼ばれ、福祉や医療に関する相談対応や援助に必要な専門知識・スキルがあることを証明する国家資格です。介護や医療、福祉の現場で働くケースが代表的ですが、さらに児童相談所などで子育て支援や保護者支援の仕事に携わることもあります。

保育士がこの資格を取得すれば、子育てに問題を抱える人や子供自身からの相談に乗り、支援のための適切な助言などが行えるにようになるでしょう。また、児童相談所で保育士として働く人がこの職種に興味を持ち、資格を取って転身するというケースも少なくありません。

臨床心理士

臨床心理士は臨床心理学にもとづく知識や技術を身につけ、心理的な問題解決を目指す専門家に与えられる資格です。民間資格ですが、心理関係の資格の中では最も高い知名度と信頼性を持っています。

保育士が心理的な問題を抱える子供や保護者に対して問題解決に向けたアプローチができるようになるのは大きなメリットです。また、この資格を取得することで教育機関でスクールカウンセラーなどとして活躍する道も開けます。

放課後児童支援員

放課後児童支援員は2015年度から新設された資格です。2015年4月以降、おもに日中保護者が家庭にいない小学生を対象とした児童学童保育施設(学童クラブ、放課後(児童)クラブなど)には、2名以上の放課後児童支援員を配置することが義務づけられています。

保育士の有資格者には放課後児童支援員の受験資格があり、地方公共団体が開催する研修を受ければ資格が取得できます。放課後児童支援員として公設公営施設で働くためには地方公務員試験に合格しなければなりませんが、民営の学童クラブや放課後クラブであればその必要はありません。給料は保育士とそれほど変わりません。しかし、勤務時間は放課後が中心となるため短縮されることが多く、学童保育に興味ある人にとっては魅力のある仕事でしょう。

子供の医療や病児保育を極めたい場合におすすめの資格

子供を対象とした医療関連の資格も要注目です。

認定病児保育スペシャリスト

認定病児保育スペシャリストは病児保育のプロになるための資格です。病児保育とは体調に不安があり、他の子供への感染や波及が懸念されるために集団保育が困難な子供を預かるサービスです。

資格取得にあたっては一般的な子供の病気についての知識、看病の方法、感染症への対応、体調に無理のない遊び方などを学びます。そのため保育士の仕事に活かすことができるでしょう。また、体調の悪い子供を預かる病児保育施設は一般的な保育園より預かる人数が少なく、余裕を持って業務に携われることからこの仕事に興味を持つ保育士が増えています。

医療保育専門士

医療保育専門士は病院に入院している子供に保育を提供する資格です。職業としては病院や小児科などで働く「医療保育士:があり、医療保育専門士は医療保育士としての知識やスキル、経験を証明するための資格と言えます。

受験の際は保育士の資格を所有していて、病院や診療所・病児保育・病後児保育などの特定の施設において常勤で1年以上の保育経験があるなどの条件を満たしている必要があります。その上で講習を受け、論文審査に合格しなくてはなりません。医療保育士は夜勤がなく、給料が比較的高いことが魅力で、保育士からキャリアアップできる仕事として注目されています。

保育を極めたい人におすすめの資格

保育をもっと極めたいという人におすすめの資格もご紹介します。

絵本専門士

絵本専門士は絵本に関する高度な知識・技能・感性を備えた専門家に与えられる資格です。保育士であれば絵本の専門家として認められることに興味がある人は多いかもしれません。2014年に新設された新しい資格ですが知名度は高く、講座の内容が充実していて取得難易度も比較的高いことから、保育士に人気のある資格となっています。

チャイルドマインダー

チャイルドマインダーは家庭的保育のスペシャリストを認定する資格です。少人数保育に特化した知識と技術を身につけられ、同様の内容を有する資格はイギリスでは100年以上の歴史があるとされています。保育市場の拡大によって在宅型や訪問型の家庭的保育へのニーズが高まっており、そのためのスキルを身につけたい人にとって意義ある資格と言えます。

イングリッシュエキスパート保育士

イングリッシュエキスパート保育士は、おもに幼児期の子供たちに英語に触れさせ、英語に親しませる専門家のための資格です。中学校の英語授業のように英単語暗記や文法の指導を行うのではなく、英語の歌を歌ったり、英語のゲームやダンスをしたりすることで自然と英語を覚えていけるような機会を作ります。英語教育に力を入れている保育施設は多く、資格取得者に対する需要が増しています。

リトミック指導者

リトミック指導者とは、スイスの音楽家エミール・ジャック=ダルクローズが提唱した、子供のための音楽教育手法を学んだ講師のことです。リトミック指導者の育成に力を入れているリトミック研究センターでは「ディプロマA資格」など5段階からなる資格認定を行っています。

保育士のキャリアアップには様々な方向があります。資格を活かしてどのような仕事がしたいのか、考えてみるのが大切です。まずはブレイブでどのような仕事があるか調べるところから始めてみましょう。