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保育士の就職・転職方法

ブランクがある保育士が復職するときのコツ

ブランクがある保育士が復職するときのコツ

保育士として働いていた経験もあるけれど、ブランクがあるから復職しようかどうか決めかねている……そんな方のために、保育士として復職するコツをまとめました。ブランクがある人に対する求人需要は高いのか低いのか、復帰のためにやっておきたいことにはどんなことがあるか、そしてブランクがある場合の志望動機の書き方などについて解説していきます。

ブランクがあっても保育士に復職できる?

保育士の資格を持っているにもかかわらず、保育関連の仕事に就いていない人のことを「潜在保育士」と呼びます。

保育士資格を持つ人の数は全国で約120万人、その中で現在、実際に保育所に勤務している人は約40万人と言われています。つまり、潜在保育士の数は全国で約80万人にのぼるという計算になります。

一方、保育士は全国的に人手不足状態が続いています。一時期、待機児童数の問題がたびたびメディアで取り上げられましたが、保育士が確保できないという問題も深刻で、現在はさまざまな角度から人材を確保するための取り組みがなされています。

そのことから、潜在保育士に対する求人需要も高く、人材不足を補う手段の1つとして潜在保育士の復職が注目されています。特に、資格だけではなく保育士としての経験も持っている人に対する期待は大きな者があります。

以上のことから、復職にあたってブランクがあることが問題視されるということは、まずありません。よほどネガティブな理由でブランクが長かったという場合は別ですが、結婚や出産などの理由で保育士から離れていたといった理由なら、復職はほとんどの保育園で歓迎されるはずです。

ブランクがある人が保育士として復職する場合にしておいたほうが良いこと


ブランクは関係ないと前述しましたが、実際に保育士として復職をしようと考えると、スムーズに現場に復帰できるのか不安になるという人もいるでしょう。そんなときは復帰前に以下のようなことを試しておくと良いでしょう。

体力作りをする

30代や40代で復職をするという場合、体力の衰えが気になるという人もいるかもしれません。そこでスポーツジムに通う、ランニングをするなど、運動を始めてみると自分がどれくらいやれそうかが感覚的につかめるはずです。そのことが体力作りにもつながります。

ピアノや手遊び練習をする

ピアノは保育士にとって重要なスキルです。ですが、しばらくピアノに触っていないという場合は、感覚が鈍っていることがままあります。定番曲を何曲か練習しておけば、復帰してからも戸惑うことなく弾くことができるでしょう。手遊びなども同様なので、一種のリハビリのつもりで練習をしてみましょう。

保育に関連する情報を集める

新しい保育知識や保育サービス、保育現場の変化について書籍やインターネットを使って調べておきましょう。スマホなどITの普及による園児の両親とのコミュニケーションの仕方の変化、教育カリキュラムの内容の変化、食物アレルギーに対する対応の変化など、ブランク前とは事情が変わっていることが多々あるはずです。保育環境に関するセミナーに参加したり、保育士の知り合いに話を聞いてみたりといった方法で情報を集めるのも役に立ちます。

保育士としてブランクがある場合の志望動機の書き方

ブランクがある場合、志望動機はどのように書けば良いのでしょうか。シチュエーション別に具体例を挙げてみます。

子育てをしていてブランクがある場合の志望動機の例

「短大を卒業して5年間、保育士として働いていました。その後、出産を機に退職しましたが、我が子を育てるという経験を通じて、保育のあり方について考えを新たにする点がたくさんありました。今また保育士として復帰できたら、子供はもちろん、親としての気持ちも踏まえた上でこの仕事に従事できるのではないかと感じています。子供達1人ひとりの個性を大事にするという貴園の保育方針にも共感するところがあり、復職するならぜひ貴園でとの思いを強くして応募いたしました。」

他業界に転職をしたため保育士から離れた場合の志望動機の例

「認可保育園に5年間勤務していましたが、その後、夫の転勤があり退職しました。その後、2年間一般事務の仕事に就いてデスクワークをしていましたが、やはり子供に関わる仕事がしたくて今回、貴園に応募することにいたしました。ブランクがありますが、以前の経験も活かしつつ、新しい保育知識などもどんどん吸収して自分のものにしていけたらと考えています。」

保育士としてブランクがある場合の面接対策

面接では、「なぜブランクがあるのか」と「なぜ復帰を望んでいるのか」をしっかりと説明できることがキーポイントになります。また、保育士としてのキャリアについてはもちろん、子育て経験があるなら、その体験を経て得たこと、改めて感じた保育への思いなども自己アピールの材料になります。あとは復帰したいという気持ちや、保育士の仕事に対する熱意などを素直に伝えられればOKでしょう。

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