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介護士の就職・転職方法

ここに注意しよう! 保育士の職務経歴書の書き方で気をつけるポイント

ここに注意しよう! 保育士の職務経歴書の書き方で気をつけるポイント

保育士に限ったことではないのですが、転職活動では、履歴書のほかに職務経歴書の提出を求められることがほとんどです。新卒で就職するときには必要のない書類なので、初めて転職活動をするときには「職務経歴書って何? どうやって書けばいいの?」と、とまどうことがあるかもしれません。そこで、保育士が職務経歴書を書く際のポイントをまとめました。転職活動をするときには、ぜひ参考にしてください。

保育士でも職務経歴書は必要?

転職活動において職務経歴書は、履歴書よりも重要な書類といっていいでしょう。ですから、保育士の転職でも職務経歴書は必要かどうかと問われたら、答えは「絶対に必要」となります。

そもそも職務経歴書とは何なのかというと、文字通り、それまでの職務、つまり携わってきた仕事の経歴を記す書類です。
履歴書にも職歴は記載しますが、勤務先と勤務期間だけでは、具体的にどのような仕事をしたのかが相手に伝わりません。
応募先にとっては、その人が具体的にどのような仕事をしてきたのか――たとえば保育士であれば担当は何歳児だったのか、園でどのような役割を果たしてきたのか、どんなスキルを身につけているのかといったことが、採用にあたって知りたい情報です。
応募する保育士にとっては、「私は、こんな仕事をしてきました!」「保育士としてこんなスキルを身につけています!」とアピールできる書類、いわば、自分をプレゼンする資料であるともいえます。

職務経歴書の基本的な書き方

職務経歴書に、履歴書のように決まったフォーマットなどはありませんが、基本的には次のような内容を盛り込みます。
「提出日」「氏名」「職務経歴の要約」「職務経歴の詳細」「持っている資格やスキル」「自己PR」です。

「職務経歴の要約」は、これまでの経歴がおおまかに先方に伝わるように記載するものです。簡潔に読みやすくまとめましょう。
転職回数が多くて要約できない場合は、次の「職務経歴の詳細」に記せば問題はないので、省略してもかまいません。

次の「職務経歴の詳細」は、書き方にいくつかの方式があります。ただ、特に事情がない限りは、最初に勤めた園から順を追って書いていくのが一般的で、書きやすくもあります。
勤務していた園の名前、正職員かパートかといった雇用形態とともに、担当していた業務について詳しく記載してください。

その際、読みやすく書くことも大切なポイントです。長々とした文章が目に入ると、読み飛ばされてしまうこともなきにしもあらず。「業務内容」「業務において特に力を入れて取り組んだこと」のように項目を立てて箇条書きにすると、すっきり見やすくまとまります。
なお、略字や略称は使わないことが基本です。

持っている資格やスキルも、職務経歴書でアピールしてください。「ダンスサークルで講師経験あり」「ピアノ歴10年以上、弾き語りが得意」など、履歴書には記載できなかったことを書いてもかまいません。

自己PRは、自分の強みや長所、それらが職場でどう生かせるかといった保育に対する思いを記すことで、相手に自分を印象づけることが目的です。
長すぎず短すぎず、300~400字を目安にまとめるといいでしょう。

保育士の職務経歴書の書き方のコツ

自分のことを上手にアピールできるように、転職活動が成功するように、保育士としての職務経歴書を書くときには、次のようなことを意識していきましょう。

少しだけでも経験した職務はすべて記載する

経験したかしていないかの差は、大きなものがあります。たとえどんなことでも、担当した期間が短かったとしても、経験したことについてはきっちり記載することが大切です。
その経験が役に立つかどうかを判断するのは、自分ではなく応募先。ちょっとした経験が、新しい職場で必要とされていることだってあるのです。経験は、大きなセールスポイントになります。

できるだけ簡潔にわかりやすく記載する

応募先には、たくさんの書類が届きます。採用担当者は、それらひとつひとつに目を通すことになるので、簡潔に読みやすく記載してあるだけで好印象に。
単に文章を連ねるのではなく、項目を立てて内容を整理し、箇条書きで書くとすっきりまとまります。

実績、評価や成功経験したことは具体的に記載する

これまでの職場での実績、得た評価、うまくいったことについては、具体的に書くようにしましょう。
「運動会で競技指導をしました」と書くよりは「運動会で競技指導を担当しました。子どもたちが一生懸命頑張っている姿がよかったと、多くの保護者からお褒めの言葉をいただきました」と書いたほうが、明確なイメージが応募先に伝わります。

アピールしたいことは上段に書く

応募先で生かせる資格やスキルは、絶対に目に留めてもらえるように、上段に書いてアピールすることも、コツのひとつです。
引っ込み思案にならず、積極的にアピールしていきましょう。

保育士として転職を考える場合は、お伝えした内容を参考にして、職務経歴書をまとめてみてください。手書きでもかまいませんが、パソコンがあるなら、ぜひ利用することをおすすめします。パソコンなら書き直しや、デザインの変更も簡単ですし、内容を保存しておけば、再度転職活動をするときにも使えるからです。職務経歴書で自分をアピールして、転職活動を成功させてくださいね。

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