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看護師の就職・転職方法

看護師の面接の逆質問ではなにを聞けばいい?

看護師の面接の逆質問ではなにを聞けばいい?

就職・転職の面接において、必ずと言っていいほど聞かれるのが「逆質問」です。看護師の面接においても、例外ではありません。面接官からの印象や評価を左右する重要な質問でもあるため、事前にしっかり準備しておきましょう。今回の記事では、看護師の面接における逆質問のポイントを、具体例を紹介しながら解説します。

看護師の面接で逆質問を行う重要性

看護師の面接では、なぜ逆質問が重要なのでしょうか。まずはその重要性や面接官が注目しているポイントを把握しておきましょう。

なぜ逆質問が重要か

就職や転職の採用面接の終盤、面接官側から求職者に対し「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。これを一般的に『逆質問』と呼びます。

逆質問は看護師以外の職種においても、どの面接でも必ずと言っていいほど聞かれるものです。一見何気ない質問のように思えますが、逆質問にはしっかりとした意図や評価ポイントもあります。それらを理解した上で、しっかりと準備をしておく必要があるのです。

また、逆質問は求職者にとっても、採用時の不安を払拭したり、働くイメージを具体的にしたりするための重要な機会となります。その職場で働いている人に直接質問ができるチャンスとして、有効に活用すべき場でもあるのです。

面接官が評価するポイント

面接官が逆質問をする意図は、大きく以下の3点が挙げられます。

  • 仕事や志望先にどれくらい興味があるかを判断するため
  • 志望度の高さを判断するため
  • 採用後のミスマッチを防ぐため

逆質問にはまず、仕事・志望先に対し、興味があるかどうかや、志望度を判断する意図があります。例えば、看護助手の仕事や志望先の医療機関についてしっかりと調べた上で逆質問ができれば「志望度が高い」「熱意を持って働いてくれそう」といった好印象につながります。

逆に準備せずに臨んだり、自分で調べればわかる質問をしてしまったりすると「仕事や職場に対する興味が薄い」「志望度が低いのでは」との印象を与え、選考結果に悪影響を与えることも十分考えられます。

◼︎逆質問で避けるべき質問

  • 公式サイトなどを見ればすぐにわかるような内容
  • 給与や待遇などに関する質問
  • 「特にありません」など、質問をしない

また、求職者が希望するような職場ではなかった場合、採用後に短期離職につながってしまうこともあります。短期離職は、採用側にとっても求職者にとっても避けるべき事態です。逆質問には、そうしたミスマッチを防ぐ意図もあります。

看護師の面接での逆質問の具体例

ここからは、看護師の面接での逆質問の具体例について解説していきます。

職場の環境についての逆質問

  • 総勢何名ほどの看護師の方が勤務していますか。
  • 活躍されている看護師の方には、どのような方がいらっしゃいますか。
  • 入職後もスキルアップを続けていきたいと考えているのですが、研修会・勉強会などには参加できますか。

職場環境は、入職後のイメージを明確にする上でも重要です。何名くらい看護師がいるのか、どんな年齢層の看護師が在籍しているかなど、自身が望むような規模や雰囲気の職場かどうかを判断するために大切な要素となるでしょう。

また、看護師の仕事は、入職後も勉強や研修を続けて知識を増やしていくことが欠かせません。研修会・勉強会の有無は、自身のキャリアアップにおいても重要な要素となります。質問をすることで、入職後にも学ぶ意欲があるというアピールにもつながるでしょう。

業務内容についての逆質問

  • 勤務されている看護師の方の、1日のスケジュールはどのようなものですか。
  • 貴院独自の業務などはありますか。
  • 入職後、看護業務を行う上で大切にしてほしいことはありますか。

逆質問は、業務内容についても詳しく聞ける貴重な機会です。1日のスケジュールや、その職場独自の業務などについて質問してみてもよいでしょう。

すでにある程度説明を受けた後の場合や、医療機関の公式サイトに情報が掲載されている場合は、そこで気になったことについて深掘りする質問をするのもおすすめです。

入職の準備についての逆質問

  • 入職までの準備期間に、これだけは身につけておいてほしいといった知識があれば教えてください。
  • 入職後は、少しでも早くお力添えできるようにしたいと考えています。入職までに学んでおくべきことはありますか。

入職までに期間がある場合、その期間中に学んでおくべきことを質問するのもおすすめです。実際に準備した上で入職できる上、面接官にも意欲を伝えることができます。

看護師の面接で行う逆質問の作り方

面接における逆質問は、自身の熱意や興味をアピールできる場です。まずはしっかりと志望する医療機関について調べ、どんな理念を掲げているか、どんな医療体制なのか、何に力を入れているのかについて理解することが大切になります。その中で、自身が特に関心を持っていることにリンクする質問を考えてみましょう。

◼︎例

  • 貴院は〇〇を重視されていると伺いました。私も〇〇に興味があるのですが、そこでは看護師はどのような役割を求められるのでしょうか。
  • 貴院の求人サイトで「専門・認定・特定行為看護師の育成に注力している」と拝見しました。実際に何割くらいの方が取得に挑戦されているのでしょうか。

事前にその職場についてできる限り情報収集することは、自身にとっても有益な機会となります。面接官にも「医院についてよく調べてくれている」という印象を与えられ、より熱意が伝わりやすくなるでしょう。

面接における逆質問は、志望度の高さや職場への興味・関心をアピールできる大切な機会です。事前にその施設について詳しく調べた上で質問事項を準備しておき、当日は落ち着いて質問ができるようにしておきましょう。
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