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保育士の基礎知識

保育士が抱えやすいストレスとその原因とは? 対処法も解説

保育士が抱えやすいストレスとその原因とは? 対処法も解説

保育士として働きたいと思うものの、「ストレスがたまりそう」と一歩が踏み出せない人もいるのではないでしょうか。保育士に限らず、どんな仕事にもストレスはつきものですが、保育士の場合、どのようなことがストレスの原因となるのでしょうか。事前に理解し、対処法を知っておけば不安も和らぎます。この記事で解説するので、参考にしてください。

保育士が抱えるストレスの原因

保育士が抱えるストレスはさまざまですが、よく聞かれるのが次の2点です。

業務量の多さや勤務時間

まず挙がるのが、業務量の多さと、それに付随する勤務の長時間化でしょう。
保育士のメインの仕事は預かった子どものお世話ですが、体調の変化、事故やケガなどにも目を配らなければならず、気を遣います。それだけでも大変なことですが、保護者との連絡帳、業務日誌、行事の準備や園内の飾りつけなど、事務作業や保育園の運営に関する業務もこなさなければなりません。
こういった仕事のすべてを保育時間中に終えることは難しいため、子どもたちが帰宅した後、残業という形で取り組むケースが多発しています。持ち帰り仕事となることも、少なくないようです。
さらに近年は、早朝保育や夜間保育、休日保育を手がける施設も増えてきました。シフトで決められた時間帯以外の勤務を要請されて勤務時間が長くなり、保育士にとってはストレスとなっているようです。

人間関係のトラブル

人間関係のストレスでは、大きくふたつのケースがあります。
ひとつは、職場の人間関係です。
保育士は女性が多く、職場は女性社会です。女性社会がよくないというわけではありませんが、どうしても感情的なぶつかり合いが多くなってしまうことは否めません。派閥が組まれたり、お局さまのような保育士が職場を仕切ったりということもあるでしょう。一般企業に比べると組織がこじんまりしていることもあり、人間関係のトラブルが生じやすく、それが保育士のストレスになります。
もちろん、すべての保育園で人間関係のトラブルが生じるというわけではありません。雰囲気のよい職場もありますが、同僚への接し方など気を遣うことも多く、それがストレスとなることもあるようです。
もうひとつは、保護者との人間関係です。多くの場合は良好な関係が築けるものの、中には過剰な要望やクレームをつけてくる保護者もいます。対応次第ではトラブルに発展することも……。こういった人間関係への気苦労も、ストレスの原因といえるでしょう。

保育士のストレス対処法

保育士として働くうえでは、ストレスを感じたときに、あるいはストレスが蓄積する前に対処することが大切です。その方法をみていきましょう。

リラクゼーションの方法

リラクゼーションとは、緊張やストレスを解消し、心身がリラックスしている状態のこと。方法としては、運動、趣味のほか、マッサージ、エステ、ヨガ、アロマテラピー、瞑想などが挙げられます。ただし、どれが合うかは人それぞれです。気になる方法に取り組みながら自分に合ったものを見つけ、心と体の緊張を解きほぐしていきましょう。新たなことに挑戦してみると、意外とそれが自分に合うこともよくある話です。

仕事とプライベートのバランス

ふと気づいたら、仕事ばかりしていて自分の時間が持てていない……ということもあります。これでは心も体も疲弊して当然です。忙しい仕事だからこそ、プライベートとのバランスを考えながら仕事をすることが、ストレス解消という点では欠かせません。
カラオケ、映画鑑賞、ドライブといった趣味を楽しむのもよし、仕事のことを忘れて家でくつろぐのもよし、しっかりと自分時間を確保しましょう。体の疲れを癒すことはもちろん、心の健康のためにも大切なことです。

保育士のストレス軽減のための方法

働くのであれば、できるだけストレスを感じないようにしたいというのは、誰もが考えることです。リラクゼーション以外にどんなことができるかも、確認しておきましょう。

職場環境の見直し

ストレスの原因が仕事量など職場環境にある場合は、同僚や上司に相談をしながら見直しをすることも方法です。業務分担や役割を変更することで働きやすくなり、ストレス軽減につながるかもしれません。

上司とのコミュニケーション

職場環境を見直すうえでは、上司とのよいコミュニケーションも必要不可欠です。信頼関係を築き、悩みがあるときには相談できるようにしておきましょう。

他園への転職

職場環境がどうにもならない、上司も頼りにならないという場合は、保育士という仕事そのものよりも、職場自体が合わないのかもしれません。その場合は、他園に転職することも方法です。
忙しい職場では、転職を言い出しにくいこともあるかもしれませんが、ストレスを抱えたまま働くのは、自分のためによくありません。ストレスを軽減する選択肢のひとつとして、胸に留めておきましょう。

保育士が抱えるストレスの原因を理解し対策しましょう

さまざまな業務に取り組まなければならない保育士には、保育士ならではのストレスがあります。致し方ない面もあるとはいえ、ストレスを抱えたまま仕事をしていると、心身に不調をきたしかねません。仕事とプライベートのバランスをはかり、自分自身をケアしながら、できる範囲で職場環境の改善にも取り組んでいきましょう。積極的なストレス対策で、健康的に仕事ができるようにと応援しています。

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