ブランクがあっても看護師に戻れる? 復帰のコツ

看護師

看護師の資格を生かして復職したい――そうは思うものの、ブランクがあるため、不安が頭をよぎるという声を耳にします。久しぶりの現場でとっさの判断ができるのか、最新医療についていけるのか、あれこれ考えてしまうのは致し方のないこと。でも、ちょっとしたコツを知れば、スムーズな復帰が可能です。詳しく説明しますので、ぜひ看護師復帰に役立ててください。

ブランクがあっても看護師に戻れる?

そもそも、ブランクのある看護師でも、ニーズはあるのでしょうか?

答えは、もちろん「ニーズはある」です。

看護師の人手不足は、ずいぶん前から指摘されていました。少子高齢化の影響もあり、医療に対する需要が増える一方、供給側の人材は不足してしまうという状況にあります。

医療は人の命にかかわることですから、人材の確保は国にとっても急務です。看護師の資格を持ってはいるものの職から離れている人材には期待が寄せられていますし、復帰に向けての支援体制も整備されてきました。

ブランクがある看護師が復帰するときのコツ

ブランクがあっても看護師として復帰できる状況にあることは、わかりました。だからと言って、「最新医療に対応できるのか」といった不安が、すぐにぬぐわれるわけではないことも確かです。

しかし、不安なく復帰するためのちょっとしたコツがあります。そのコツとは?

■ 現在の医療の状況を学ぶ

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医療技術は、日々、進化しています。あまりにもブランクが長いと、不安になって当然といえば当然です。

しかし、医療の基本的なことは変わりません。過去の知識、それまで経験した蓄積があるのですから、現在の医療について学び、知識をアップデートしていきましょう。例えばケガやヤケドの手当ても、今と昔では、ずいぶん変わっています。そういった知識を得ることで、不安感もぬぐえるはずです。

書店に行けば、専門の雑誌や書籍が手に入ります。それだけでなく、今はインターネットや動画でも幅広い勉強ができる時代です。活用できるものを、どんどん活用してください。

■ 支援制度を使い研修に参加にする

都道府県のナースセンターでは、復職を希望する看護師に向けた研修を行っています。これは、人材確保を強化するための国の施策のひとつ。実践感覚を取り戻す機会としても活用可能です。

そのほか、大学病院や民間企業の中にも、復職支援のプログラムを提供しているところが、多々あります。

身近なところで参加できる研修を探し、積極的に参加してみましょう。同じような仲間がいると知ることも、不安の軽減につながるのではないでしょうか。

■ 家族と今後の生活について相談し理解を得る

復職するとなると、生活環境が変わることは必然ともいえます。

例えば就職先によっては、夜間や早朝の勤務に携わらなければならないことがあるかもしれません。そういった状況について家族と話し合い、理解を得ておくことは、復帰にあたっては大切なことです。

■ 就職、復職先へ自身の状況を説明する

復職を希望する場合は、面談の際、自分自身の状況もしっかりと伝えるようにしましょう。

例えば、小さな子どもがいる、介護をしている親がいるといったことなど、働くにあたっての家庭環境を説明することは必要不可欠。家庭事情への理解が得られれば、とても働きやすくなります。

もしかしたら、言い出しにくいことかもあるかもしれません。しかし、働き方に無理があっては、長続きしないことも事実です。最初に正直に説明することは、不安なく働くコツでもあります。

ブランクがある看護師におすすめの職場

看護師としての復帰先は多々ありますが、ブランクのある人におすすめしたいのは、次のような職場です。

■ クリニック、診療所

クリニックや診療所は夜勤がなく、診察時間や休診の日が決まっています。また、大きな病院に比べると、技術を必要とする医療行為もそれほど多くはありません。

そういった意味では、ブランクがあっても働きやすい職場といえます。

ブランクがOKあるいは歓迎されている職場

求人に「ブランクOK」「ブランクがあっても歓迎」と謳っている医療機関も、要チェックです。具体的な話を聞いてみましょう。

ただし、先ほどお伝えしたように、自分自身の状況もきちんと説明し、勤務条件に無理がないかをしっかり確認することも大切です。

■ 保育園

保育園での業務は、園児の健康管理、体調不良やケガの手当てが中心です。医療機関ほど医療行為に携わる場面は多くありません。ゆっくりと現場感覚を取り戻せるので、ブランクがある人にとっては、働きやすい職場といえるでしょう。子どもが好きという人にもおすすめです。

■ 介護施設

年々増加している介護施設でも、多くの看護師が活躍しています。

おもな業務は、血圧や体温チェックなど、利用者さんの健康管理です。大規模病院のような専門医療は求められないので、ブランクがあっても働きやすい職場といえます。

また介護施設の場合は、派遣で働くことも可能です。派遣には、条件に合う職場を紹介してもらえること、職場との交渉を派遣元にしてもらえることなどのメリットがあります。

お伝えしたように、看護師としての復帰は、ブランクがあっても大丈夫です。不安はあるかもしれませんが、支援制度も充実しています。ご紹介した無理なく復帰できるコツを生かし、もう一度、看護師して働いてみませんか? 派遣で働くという方法もあります。社会的なニーズも高い仕事、ぜひ、取得した資格を生かしていきましょう!

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