派遣で働く看護師におすすめの職場

看護師

かつては認められていませんでしたが、今は、看護師も派遣で働くことができます。正職員、パート・アルバイトとして仕事に就く以外に、派遣看護師として働くという選択肢が増えたのです。離職した人、転職を考えている人の中には、関心を持っている人もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、派遣看護師が働ける場所、おすすめの職場についてご紹介します。

派遣看護師には働けない場所がある?

看護師の派遣は、2006年の労働者派遣法改正により、条件つきで認められるようになりました。この「条件」というのが、働く場所に関することで、医療機関では働けないことと、なっています。つまり、派遣看護師の場合は、病院やクリニック、助産所などに医療機関に該当する場所では勤務することはできないということです。

「では、どこで働くの?」という質問が出てきそうですが、看護師が必要とされている場は、医療機関だけではありません。有料老人ホームや特別養護老人ホーム、デイサービス、保育所、児童福祉施設など、派遣看護師が働ける場は、多々あります。

なお、冒頭で「派遣看護師は、医療機関では働けない」とお話しましたが、例外もあるので付記しておきましょう。

例外のひとつは、医療機関で働く看護師の産休や育休の代替として入るとき。もうひとつは、派遣看護師として働いた後、その職場の正職員になる紹介予定派遣として働く場合です。このいずれかであれば、派遣看護師でも医療機関で働くことができます。

派遣看護師におすすめの職場

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前述したように、派遣看護師として働ける場所は医療機関以外にも多々あります。その中で、どんな職場がおすすめまのでしょうか。職場の業務内容や理由もご紹介します。

■ 有料老人ホーム

有料老人ホームでの主な業務は、利用者さんの脈拍や血圧、体温測定に代表される健康管理、服薬管理などです。そのほか必要に応じて、ケガや体調不良時の応急手当て、病院への同行や手配、痰の吸引といった医療行為に携わることもあります。

利用者さんとのコミュニケーションはもちろん、介護士など役割の異なる職員との連携が欠かせないことも、特徴のひとつ。派遣としてやりがいを持って仕事をしたい人、人と関わることが好きな人には、おすすめの職場です。

■ 保育園

保育園での看護師の仕事は、園児の健康管理、ケガをしたときや体調が悪くなったときの対処がメインです。いわゆる「保健室の先生」というと、イメージしやすいのではないでしょうか。

健康診断の準備、医薬品の管理を含めて担当することもありますし、医療的ケア児が在籍していれば、お世話をすることもあります。ただ、本格的な医療行為に携わることは、ほぼありません。医療機関では、ひっきりなしに患者さんが訪れますが、保育園の場合は、それほど時間に追われずに働くことができます。

そういった理由から、看護師として復帰したいけれど医療現場で働くのは不安がある人、少しずつ現場感覚を取り戻したい人、何より、子どもが好きという人におすすめです。

■ 企業(産業看護師)

一般企業で「産業看護師」として働く道もあります。

おもな仕事は、企業が設置する「医務室」や「救護室」「健康管理室」に常駐し、従業員の健康管理に目を配ること。もちろん、急なケガや体調不良の処置もしますし、メンタルケアや相談を担当することもあります。ただ、先ほどの保育園同様、本格的な医療行為に携わることは、ほぼありません。

そういった意味では、医療機関で働く看護師に比べると、体力的にハードではなく、ブランクがあっても不安なく働ける職場といっていいでしょう。また、勤務先が企業ということで、夜勤がないこと、時間外の勤務がないこともおすすめポイントです。

■ 献血センター

献血センター(献血ルームということもあります)も、派遣看護師が働きやすい職場として挙げられます。

献血センターの基本的な仕事の流れは「受付」「問診」「少量を採血しての検査」「採血」です。看護師が担当するのは検査と採血ですが、受付や問診から関わる場合もあります。そのほか、献血作業に付随する安全管理、献血をした後に体調が悪くなった人のケアなども大切な業務です。

おすすめポイントは、献血が日中の業務であること。開始と終了時間が決まっているので、ワークライフバランスが取りやすい職場です。また、基本的に訪れるのは献血を目的とした健康な人なので、イレギュラーな対応が発生することも、まずありません。教育制度やマニュアルがしっかりしているので、その点でも安心です。

派遣看護師として働くには

派遣看護師として働いてみたいと思ったら、派遣会社を決めて登録することから始めましょう。さまざまな派遣会社がありますが、看護師の紹介に力を入れている会社を選ぶことがポイントです。

登録方法など詳細は派遣会社によって異なりますが、一般的には、Web上のフォームを利用して問い合わせるか、電話をかけるかのいずれか。その後、派遣会社の担当者と、勤務時間や場所などの希望をすり合わせながら、仕事を紹介してもらうという流れになります。

派遣看護師として働いてみたいと思ったら、まずは、派遣で働ける場所、働けない場所について把握しておくことが大切です。そのうえで、希望の勤務スタイル、将来のキャリアプランなどを考慮して、働く場所を選んでいきましょう。高齢化社会に向けて、看護師の需要はますます高まると予測されています。せっかく取得した看護師の資格、ぜひ生かしていきましょう!

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ブレイブ コラム編集室

介護・保育を中心に、「はたらく人」と「支える現場」に役立つ情報をわかりやすく発信しています。 派遣・転職を検討する方が安心して一歩を踏み出せるよう、現場の声や最新動向をもとに実務的なコラムをお届けしています。

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