どう書けばいい? 介護業界の志望動機

介護職の働き方・転職

介護業界に就職、転職を希望するときに書く志望動機。いざ書こうとしても、ペンが動かないという人も多いのではないでしょうか。ポイントは、応募先の事業所を選んだ理由や働く熱意が、採用担当者にしっかり伝わるようにすることです。さらに、自分の学びや経歴がどのように役立てられるかプラスして、まとめていきましょう。この記事で具体的な志望動機の書き方や文例を紹介するので、ぜひお役立てください。

介護職未経験の場合の志望動機

高齢化社会に突入している日本では、介護職の需要が高まっています。そのため、未経験者の応募も積極的に受けつけています。

とはいえ未経験の場合、介護職としての経験を志望動機でアピールすることができません。だからこそ、3つのポイントを押さえ、採用担当者が「この人なら、会ってみたい」と思える志望動機に仕上げましょう。

3つのポイントとは「なぜ介護職を志したのか」「どうして応募先を選んだのか」「採用されたときの決意」です。文字数は、長すぎず短すぎずの200~250文字くらいを目安にするといいでしょう。

<文例>

去年まで、祖母が介護施設でお世話になっていました。そのときに、こういう場があるから高齢者も家族も安心して過ごせるのだと知り、自分も皆さんのお役に立ちたいと思うようになりました。今は介護職員初任者研修の勉強を始めたところです。

貴事業所を志望した理由は、ホームページに書かれていた理念に共感したからです。先輩方の声も活気にあふれ、その理念が実践されていることを感じました。未経験ではありますが、持ち前のバイタリティで、一日も早く戦力になれるように頑張ります。

介護職から介護職でスキルアップしたい場合の志望動機

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現在、介護の仕事についている場合、別の介護の現場に移り、スキルアップを目指したいということもあるでしょう。そのような場合の志望動機で押さえたいポイントは、「自分がどのように土台づくりをしてきたか」「前職ではなぜスキルアップができないか」「どうして応募先ならスキルアップができるのか」「スキルを仕事にどう生かしていきたいか」の4点です。

気をつけたいのは「前職ではなぜスキルアップができないか」を、ネガティブにならないように書くことと、スキルアップが自分のキャリアのためだけというイメージにならないように書くことです。

<文例>

これまで私は、地域に密着した小規模デイサービスで仕事をしてきました。アットホームで働きやすい職場でしたが、もっと広く介護について学び、経営的な視点も身につけたいと思うようになりました。複数の施設を運営し、希望による配置転換も可能としている貴社なら、それが可能だと思い、志望いたしました。前職で身につけたスキルを生かしながら、新たな資格にも挑戦したいと考えています。どんな現場でも役立つ人材になれるように努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ブランクがあるが介護業界に復帰したい場合の志望動機

ブランクを経て介護業界に復帰する場合、ブランクがネックになると思いがちです。しかし、たとえブランクがあっても、介護現場を経験していることには変わりありません。ブランクの間に学んだこと、気づいたこと、介護職に復帰しようと決意したきっかけなどを盛り込み、働きたいという気持ちをアピールしていきましょう。

<文例>

以前、有料老人ホームで介護職として働いていました。出産のため退職しましたが、介護の仕事が好きで、必ず復職するつもりでした。今年、子どもの小学校入学を機に仕事を探し始めたところ、子育てしながらでも働きやすい環境を整えた貴事業所を知りました。同じような立場の職員さんが多いことも心強く、志望した次第です。

ブランクはございますが、子育ての合間に介護の知識はアップデートしています。また、子育てと家事を両立することで、時間を効率的に使えるようになりました。さまざまな経験を生かしながら利用者さまのお役に立ちたいと思っております。

学校卒業後に就職活動を行う場合の志望動機

新卒の就職活動で介護職を志望する場合は、なぜ介護に興味を持ったのか、学生時代の経験がどのように生かせそうか、働きながらどんなふうに成長していきたいかを中心にまとめるといいでしょう。素直に「介護職で働きたい」という気持ちを出すことが、ポイントです。

<文例>

大学での専攻は社会学でしたが、授業の一環でケアマネージャーとして働く方のお話を伺う機会がありました。それまで介護のことは詳しくなかったのですが、介護業界は今後ますます需要が高まること、自分の努力次第でキャリアアップができることを知り、介護業界で働いてみたいと思うようになりました。貴事業所を志望したのは「職員全員で、最高のクオリティのサービスを提供する」という理念に強く共感したからです。その一員として働きながら、自分自身も磨けるように頑張って参ります。

派遣社員から正社員に転職する場合の志望動機

派遣として勤めてきた方の中には、正社員として転職したいと考える人もいることでしょう。その場合は、採用担当者が知りたいのは、派遣社員として働いてきた理由、なぜ正社員への転職を希望するようになったのかという点です。この2点を簡潔にまとめながら、介護職としての将来展望も記しおくと、やる気も伝わります。

<文例>

体を動かすこと、人と触れ合うことが好きで、介護職として働き始めました。ただ、自分に合うかどうかがわからず、派遣社員として働く道を選びました。3年間、勤めましたが、辞めたい思ったことがなかっただけでなく、正社員としてじっくり仕事に取り組みたいと思うようになりました。介護支援専門員の資格取得に向けての勉強も始めたところです。利用者様はもちろん、気事業所の力になれるよう、正社員として末永く頑張っていきたいと思っています。

悩みどころの多い志望動機ですが、ご自身の状況に応じて、ポイントを押さえながら書いてみましょう。心がけたいのは、一回で上手に仕上げようと思わないことです。何回か書き直していくうちに、少しずつ文章もまとまってきます。介護職として働きたい気持ちを採用担当者に伝え、就職・転職が実現できるように応援しています。

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ブレイブ コラム編集室

介護・保育を中心に、「はたらく人」と「支える現場」に役立つ情報をわかりやすく発信しています。 派遣・転職を検討する方が安心して一歩を踏み出せるよう、現場の声や最新動向をもとに実務的なコラムをお届けしています。

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