介護職を辞めたい……辞めたくなってしまったときの解消法とは

介護職の働き方・転職

高齢者に寄り添いながら、その人の生活の質の向上を目指す介護の仕事。人の役に立つことができるやりがいのある仕事ですが、その一方で、精神的にも肉体的にもハードな仕事であるのも事実です。例え目標や志を持って介護職になった方であっても、忙しい毎日に心と体が疲れてしまって仕事を辞めたいと思ってしまう瞬間もあるのではないでしょうか。というわけで今回は、介護職の方が「仕事を辞めたい」と思った時にどうすべきかを、一緒に考えていきましょう。

介護職をやめたくなってしまう主な理由

nursing care quit 01

介護職を辞めたいと思った時、感情に任せて勢いだけで辞めてしまうことは決して賢い選択とは言えません。まずは冷静になって、なぜ仕事を辞めたいのかを整理してみましょう。その上で、解決できる方法を探してみることも大切です。ここでは、介護職の方が辞めたいと感じる主な理由と、その解決方法について解説していきます。

■ 労働環境が悪い、仕事が多い

慢性的な人手不足の状態が続いている介護業界。施設によっては休憩や休日を満足に取ることができなかったり、サービス残業や急なシフト変更を頼まれてしまったりすることが頻繁に起こるケースも多く、労働環境に対する不満が介護職を辞めたい理由につながっているケースもあります。

こうした労働環境や仕事量に対する不満がある場合には、まずは施設長や直属の上司に相談してみるというのも解決策のひとつです。特に有給休暇の取得や残業手当の支給は法律によって認められている労働者の大切な権利ですので、労働環境の改善やスタッフの増員などと併せて話し合いの場を設けてもらうように思い切って頼んでみましょう。

■ 給料が低い

介護職の仕事というのは、高齢者の生活をさまざまな面からサポートするやりがいのある仕事ですが、その一方でハードな仕事内容に対して給料が見合っていない場合もあります。そうした問題を解決するために、介護職員の待遇を改善するさまざまな法改正も行われていますが、現時点では一般企業と比べるとまだまだ収入が少ないのが現状です。

ただし、介護職は地域や施設、職種によっても給料が違ってきます。例えば、介護施設によっては「資格手当」を加算しているところもあるため、資格を取得して給料アップを目指すことも可能です。また、夜勤をすることで夜勤手当や深夜割増賃金が加算されますので、基本給が安い場合には夜勤を増やすというのも給料を上げる方法のひとつではないでしょうか。

■ 人間関係が複雑

人間関係に関する悩みというのは、介護の仕事をしている人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。介護現場では幅広い年齢層のスタッフが働いていて、これまでの職歴も人生経験も実にさまざまです。全くことなる価値観や考え方を持った人たちが一緒に仕事をしていれば、当然意見がぶつかることもあるでしょう。

では、人間関係の悩みを解決するためにはどうしたら良いのでしょうか。最も手早い方法は、自分自身の考えや行動を見直すということ。職場のどのような人間関係が苦手なのか、自分に落ち度や改善すべき点はないのかを考えてみましょう。もちろん、自分ひとりで悩みを抱えるのではなく、信頼できる同僚や上司に相談してみることも必要でしょう。話をするだけで気持ちが楽になったり、良いアドバイスがもらえたりすることもあります。

■ 体力・精神的につらい

利用者に寄り添いながらサポートをする介護職は、体力的にも精神的にも負担の大きい仕事です。身体介護を続けているうちに腰痛が悪化したり、不規則な勤務形態を続けたりすることによって精神的な疲れが蓄積してしまうということも珍しくありません。

そうした体力的・精神的な大変さが原因で介護職を辞めたいと感じた時には、一旦仕事から離れてみるのも有効な解決策のひとつです。回復をするまで休職をしたり、勤務形態を変えて時短にしてもらったり、まずは仕事を辞めなくても解決できる方法がないかを、上司などと相談しながら検討してみましょう。

■ 仕事内容に不満がある

介護職の仕事は多岐にわたるため、人によっては苦手なことをやらなくてはいけない場合もあります。例えば、人前で話すことが苦手なのにレクリエーションの担当になってしまったり、リーダーシップを取ることが不得意なのに職場で責任のあるポジションになってしまったりすることで、仕事が憂鬱になってしまうことも。苦手な分野や仕事に対する不満で介護職を辞めたいと感じている時には、ポジションを変えてもらったり、仕事の担当を変えてもらったりすることができないかを、直属の相談してみるのも方法のひとつです。

それでも『辞めたい』欲を解消できなくなってしまったら

職場の上司に相談をしたり、自分自身の考え方を変える努力をしてみたり、いろいろと試してみた結果、それでも仕事を辞めたいと思う気持ちが消えないのであれば、思い切って職場を変えてみたり、雇用形態を変えてみることもおすすめです。ひと言で介護の仕事といっても、働く施設が異なれば仕事の内容や雇用形態、職場の環境は違ってきます。ひとつの職場だけで介護職というやりがいのある仕事を手放してしまうのではなく、働く環境を変えてみることで再びやりがいを持って介護職をしていくことができるかもしれないのです。

介護職を辞めたいと思った時には、まず上記でご紹介した内容を参考にしてその理由を考えてみましょう。それでも辞めたい気持ちが変わらないのであれば、無理をせずに雇用形態を変えてみたり、思い切って転職してみたりするのも方法のひとつです。

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