介護士で英語力を生かせる働き方とは?

介護職の基礎知識

近年は日本も国際化が進み、街中には外国語の案内表示も増えてきました。介護士として働きながら「英語力が生かせたら」と考える方もいることでしょう。英語を生かせる現場で仕事ができれば国際貢献ができ、ブラッシュアップもできると一石二鳥です。介護士として英語力を生かす働き方について、見ていきましょう。

介護士が英語力を生かせる職場や役割

はじめに、介護士が英語力を生かせる職場は実際にあるのか、どのような役割を担うことができるのかについてお伝えします。

■ 外国人利用者の多い介護施設での勤務

日本語に慣れていない外国人利用者の多い介護施設であれば、英語力の高さを存分に生かせます。

今のところそのような施設は多くはないのですが、日本に移住する外国人は増える傾向にあります。必然的に、外国人が多く利用する介護施設も増えていくでしょう。

■ 海外の介護施設や福祉機関での就業

英語力を生かしたいなら、海外の介護施設や福祉機関で働くことも選択肢のひとつです。

ただ、英語力は生かせても、日本で得た介護の知識や技術をそのまま使えるとは限りません。基本的には、その国ならではの介護のあり方を学び、資格を取ることが必要です。

海外での就業を目指すなら、留学して介護を学び、そのまま現地で就職するのがよいかもしれません。

■ 外国人介護士への指導や研修担当

近年は、外国人介護士を受け入れる施設も増えてきました。

外国人介護士も、必要最低限の日本語は身につけていますが、現場では細かいニュアンスが伝わらなかったり、誤解が生じたりすることもあるでしょう。英語でコミュニケーションをとったほうが、スムーズで確実ということもあります。

そのようなとき英語力のある人材がいれば、外国人介護士にとっても施設にとっても安心です。指導や研修を任されることも、あるでしょう。

介護士として英語力を生かすメリット

介護士として働き、なおかつ英語力も備えていることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

■ キャリアの幅が広がる

英語力があると、外国人介護士を採用する際の面接官として同席を求められる可能性があります。採用に携わるということは、施設の運営などマネジメントにも関われるということです。それだけ、仕事の幅が広がるでしょう。

なお、介護士として得た知識と英語力を生かせる場は、介護施設だけとは限りません。例えばEPA(経済連携協定)日本語講師として働くこともできます。

EPA日本語講師の仕事内容は、日本の医療・福祉業界で働くことを目指すインドネシアやフィリピンの候補者に、現地で日本語を教えることです。厳密にいえば介護の知識は必要ないのですが、候補者が医療・福祉業界を目指していることを考えると、介護士の魅力を伝えられる講師は貴重な存在です。

このように、介護現場にとどまらないキャリアを積むことができるのは、英語力のある介護士のメリットといえます。

■ 利用者との信頼関係の構築

英語力があれば、介護施設での外国人利用者との信頼関係構築もスムーズです。

介護の現場で要望が伝わらないのは、利用者にとっても介護する側にとってもマイナス要因でしかありません。

コミュニケーションがとれず利用者の不信感が募れば、トラブルに発展する可能性もあります。

言葉が通じ合うことは、よりよい施設運営のためにも欠かせないものです。英語力のある介護士は、外国人利用者にとっても施設にとっても感謝される存在といえます。

■ 自身のスキルアップと自己成長

語学力は、日常的に使わないと落ちていくといわれます。

しかし、仕事場で英語を使うことができれば、その心配はありません。外国人と話すことで新しい言い回しを覚えたり、国際的な知識が増えたりすればさらに語学力に磨きがかかり、自分自身の成長にもつながります。

介護士が英語力を向上させるための方法

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英語が使えない現場でも、介護士として働きながら英語力を維持・向上させることは可能です。その方法を3つ、ご紹介します。

■ 英語学習の継続

まずは、英語を学び続けることです。

今は、オンラインを利用した講座、すきま時間に勉強できるアプリなど、さまざまな学習方法があります。

そのほか、洋画を観る、洋楽を聴く、海外の番組を視聴するといった方法で、日常的に英語に触れることも可能です。

ライティングの場合は、英語で短い日記を書いてみるのもよいでしょう。

■ 英語を使う環境への積極的な参加

主催者も参加者も外国人のセミナー、地域の英語サークルなど、英会話を楽しめる場に出ていくこともひとつの方法です。

地域のサークルは、市の広報誌に情報が掲載されていたりします。身近なところから、仲間を見つけてみましょう。

■ 英語関連の資格取得

英語関連の資格や検定に目標を定めて勉強することも、方法のひとつです。

広く知られている英検(実用英語技能検定)やTOEICのほか、ケンブリッジ英語検定、技術英語能力検定など、さまざまな資格や検定があります。

まとめ – 英語力を生かして介護士としての可能性を広げよう

介護士として英語力が生かせる現場を、今すぐに見つけることは難しいかもしれません。しかし、将来的な可能性は十分にありますし、英語力を磨き続ければキャリアの幅も広がります。積極的に行動すれば、チャンスをつかむこともできるでしょう。英語力のある介護士として働くことを目標に、進んでください。そして、介護士の転職先を探すときには、下記のサイトをお役立てください。

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介護・保育を中心に、「はたらく人」と「支える現場」に役立つ情報をわかりやすく発信しています。 派遣・転職を検討する方が安心して一歩を踏み出せるよう、現場の声や最新動向をもとに実務的なコラムをお届けしています。

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